HEADのアンディ・マレーが背中の痛みに苦しみながらも、勝敗のかかった彼自身3試合目めとなるゲームに勝利して、母国イギリスを1978年以来のデビスカップ決勝へ導きました。

September 30th, 2015

HEADグラフィン・ラジカルを使用するマレーは、母国を11月の歴史的な決戦に進めるために蓄積した疲労を克服しての奮闘でした。イギリスにとって37年の後のブレークスルーは、マレーの故郷であるスコットランドの大観衆の前で、バーナード・トミッチを7-5、6-3、6-2で破ったことで、3勝1敗でオーストラリアを下しました。彼は、11月27日から敵地でベルギーと対戦することになります。

マレーは、この週末におよそ7時間半に渡りプレーしましたが、体調がすぐれなかったことを明らかにしています。マレーは、HEADプレーヤー仲間のトミッチに対し、15本のエースを見舞い、11度あったブレークチャンスで5度成功して、1時間45分で勝利しています。また、マレーは28本のウイナーを決めたにも関わらず、ミスはわずか8本でした。「肉体的にも精神的にもとても厳しい3日間だったよ」とマレーは語り、「感情を整理することがたくさんあったよ。昨日のダブルすでもアップダウンがたくさんあったけど、これらは重要な事だと分かったんだ。決勝に進めて誇りに思うよ。この勝利は、われわれの国とチームメイトにとってとても大きな意味があるね。観客の皆さんは最初の1球から最後まで、素晴らしい応援をしてくれたんだ」とコメントしていました。

イギリスは、1936年、フレッド・ペリーを擁して優勝して以来のデビスカップ獲得を狙っています。 アンディ・マレーが、”決勝でも母国優勝のために頑張るよ。決勝ではダブルスでの勝敗が鍵となるね”と、発言して周囲を大いに喜ばせていました。