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ボン通算66勝目をあげ、7回目のダウンヒル種目別優勝

ボン通算66勝目をあげ、7回目のダウンヒル種目別優勝

HEADワールドカップレベルズのチームメイト、アナ・フェニンガーに35点差をつけてダウンヒルの種目別ランキングの首位に立っていたリンゼイ・ボンはダウンヒル最終戦の勝利とともに、ダウンヒル女王のタイトルも獲得した。リッツ・ゲルグルが2位に入り、3位はニコール・ホスプ。アナ・フェニンガーは8位だった。

「2回の膝の手術で、レースから離れていた後、ここに戻ってくることができたのは、信じられないくらいに嬉しい」とレース後のボンは語った。「とても誇らしく思うし、幸せだ。そして私のカムバックをサポートしてくれたすべての人々に深く感謝したい」

「怪我のために2度の手術を受け、レースにもこの2年間ほとんど出ていなかったが、戻って来られたことは素晴らしい。今年はとても良いシーズンだったが最高の結末を迎えることができた。カムバックに向けて、新しいトロフィーケースを作った。そこには全部で23個のクリスタル・グローブが入る。これをいっぱいにすることが次の目標だ」

「今シーズンめざしていたのは、ダウンヒルの種目別タイトルを取ること。でもこれは口で言うほど簡単なことではない。2年間ワールドカップから離れた後、今シーズンは復帰に向けてタフな戦いを続けてきた。ここに戻って来るまで、本当に苦しい道のりだった」

トレーニングランでは冴えなかったリッツ・ゲルグルは、2位入賞を心から喜んだ。「トレーニングランでは最悪の滑りをしてしまい、落ち込んでいた。でも自分が決めたことを貫いて結果がでたのは、とても嬉しい。今日はスキーがものすごくよく走った」そして、今後についてこう意欲を語った。「今シーズンは良いときもあったけれど、そうでないレースも多かったので、もっと安定して好成績を出せるようにしたい。」

男子ダウンヒルが終了して30分後に開始された女子ダウンヒルでは、雪のコンディションはかなり軟らかかった。こういう条件ではボンの優れたグライディング技術が勝負を分けるポイントとなった。現在の彼女は手がつけられないほどの強さ見せている。一方、このレースでアナ・フェニンガーが8位に落ちたのに対し、マゼは4位に踏みとどまった。そのため、女子の総合優勝争いはますます混沌としてきた。依然としてフェニンガーが首位を守っているが、2位のマゼとの差はわずか12点しかない。すべては残りの3レースにかかっている。

ボンはダウンヒル・グローブを最高の態勢で獲得した!

#HEADwhatsyourlimit

1. Lindsey Vonn (USA) HEAD – Downhill World Cup Champion
2. Liz Goergl (AUT) HEAD
3. Niki Hosp
8. Anna Fenninger (AUT) HEAD
11. Edit Miklos (HUN) HEAD