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HEADラケットレベルズのカルロビッチとシモンが揃って優勝!!

HEADラケットレベルズのカルロビッチとシモンが揃って優勝!!

HEADラケットレベルズのイボ・カルロビッチとジル・シモンがデルレイ・ビーチとマルセイユで行われたATPワールドツアーで揃って優勝しました。シモンは2度目のタイトル獲得となりました。

“ドクター・イボ”の異名をとるカルロビッチ(グラフィン・ラジカル使用)は、フロリダでドナルド・ヤングに対し圧倒的なパワーをみせて6-3, 6-3で勝利しています。1週間前に36歳となったばかりのカルロビッチですがますます好調さを増してきました。「信じられないね。この年齢になって、このようなプレーができたて本当に満足だよ。これから始まるインディアン・ウェールズやマイアミといった大きな大会に向けて自信になるね」と話していました。彼にとっては、2年前にコロンビアのボゴタで勝利して以来のタイトルとなりました。2m11cmの長身から繰り出すサーブは、まるで木のてっぺんから放たれるような威力を持ち、大会を通じて91本ものサービスエースを奪っています。決勝でもヤングに13本のエースを見舞い、4度あったブレークのピンチもすべて切り抜けています。

フランスでも同じく、グラフィン・プレステージでプレーするジル・シモンがモンフィスを6-4, 1-6, 7-6(4)で破り、2007年以来のトロフィーを掲げています。30歳のシモンにとって通算12個目のタイトルとなりました。「身体はきつかったけど、素晴らしい1週間になったよ」とシモンは語り、「僕の最初の優勝がここマルセイユだったんだ。また勝ててとても嬉しいよ。最後のタイトルにならないとよいけどね」と冗談交じりにコメントしていました。シモンは、先週のロッテルダムではアンディ・マレーを破るなど、2月のインドア大会で素晴らしいパフォーマンスを見せました。これで今シーズンの戦績を11勝4敗としています。

ダブルスの方でも、HEADプレーヤーのマーティン・クリザンとフィリップ・オズワルドのペアが ブラジルで行われたリオ・オープンで優勝。このスロバキアとオーストリアのペアにとって2度目のタイトルとなりました。「今夜は二人で飲みに行くよ。カーニバルを見ながら祝杯をあげるつもりさ」とクリザンは話していました。