HEADはノルウェーの“アタッキングバイキング”、アクセル・ルンド・スビンダルとの契約を、韓国・平昌で次期オリンピックが行なわれる2018年まで更新すると発表した。

スビンダルが次の4年間の契約延長を決めたのは、けっして偶然や気まぐれではない。「私は、世界最高のスキーメーカーの一員だ。だから、これからもHEADチームで戦い続けたいと思うのはごく自然なことだ。HEADチームはただスキーが優れているだけではなく、そこで働く人たちの温かさやポジティブな姿勢も大きな特徴だ。現場で戦うレーサーやサービスチームとオフィスで働く人たちが、本当のチームとしてお互いを支えあい、助けあう。それが選手たちの活躍につながっているのだ。

この4年間、スビンダルはHEADのスキー、ブーツ、ビィンディングを使い、とくに高速系種目ですばらしい成績を残してきた。ワールドカップで12回の優勝を含む29回の表彰台。世界選手権ではふたつの金メダルを含む計3個のメダル獲得。さらにダウンヒルの種目別優勝2回、スーパーGの種目別優勝3回。こうした輝かしい成績は、HEADとスビンダルとのパートナーシップによって成し遂げられたものである。

スイスのレンツェルハイデで行なわれている最終戦次第では、今シーズンのワールドカップ総合優勝の可能性も大きい。幸運を！