ATPツアーのロッテルダムでトーマス・ベルディッチが自身9つ目のタイトルを獲得、メンフィスではイボ・カルロビッチが準優勝とHEADプレーヤー達が活躍しました。一方女子のWTAツアーでは、シャイ・ポンが男女を通じ、中国人プレーヤーとして初のダブルスランキング#1になりました。

ロッテルダムで行われたATP 500で HEADユーテックTM グラフィン・インスティンクトを使用するベルディッチは、同じく HEADプレーヤーで、先週のクロアチアで優勝を飾った好調のマリン・チリッチ（HEAD ユーテックTM グラフィン・インスティンクト使用）を 6-4, 6-2で下し、2012年のストックホルム以来のタイトルとなりました。また、ベルディッチは大会を通じて自分のサービスゲームをわずか1ゲームしか落とさずに、チェコ人プレーヤーとしては、2006年にHEADラケットレベルズのラデク・ステパネク以来、オランダでのタイトルを獲得しました。 「今週はとてもうまくプレーできたよ。自分の中で最高のテニスの一つだよ。強い気持ちで、自分自身の感情も抑えることができたんだ。今回は、僕のテニスがワンパターンではないことを感じたよ。オールラウンドなプレーができたんだ。今年はベストシーズンの一つになると予感しているんだ。. ここでのパフォーマンスに満足してるけど、今回の決勝はいつもとは違う別のゲームをしたと考えているよ。いつもこのようなプレーができるといいと思っているし、そうできるようにしっかりとゲームプランを作って、努力していきたいね」とコメントしていました。

アメリカのメンフィスでは、HEAD ユーテックTM IG エクストリームでプレーするカルロビッチが決勝で20本のエースを見舞いましたが、 惜しくも錦織に 6-4, 7-6(0)で敗れ優勝を逃しました。カルロビッチは、決勝までの4試合で、42ゲームすべてのサービスゲームをキープしていました。「今週は良かったね」とHEADのファイナリストは話し、「良いプレーできてうれしいよ。今回のようなプレーを続けて、年末にはTOP 40に入りたいね」と目標を語っていました。

女子のドーハでは、HEAD ユーテックTM IG エクストリームを使用する中国のシャイ・ポンが,WTAダブルスランキングで No.1にのぼりつめました。ポンとパートナーのシェ・ス-ウェイは、彼女たちにとって大きな意味を持った今大会を、クビタ・ペシュケ、カタリーナ・スレボトニク組を 6-4, 6-0で下して優勝で締めくくりました。ポン組は、昨年のウインブルドンを含め10度決勝に進出して、すべてで優勝したことになりました。「もっと決勝の舞台でプレーしたいと思っているわ」とポンは語り、「私たちにとって、本当に素晴らしい週になったわ。 今大会は、とてもよいコンビネーションを発揮できたの。特に決勝は最高だったわね。優勝できて本当にうれしいわ。No.1になったことは素晴らしいし、驚いているわ。明日地元に戻って、みんなとお祝いするわ」とコメントしていました。

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