全豪オープン・ジュニア・シングルスで、グラフィン・スピードを使用するTeam HEADのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、HEAD同士の対決となった決勝でステファン・コズロフを6-3, 6-0のストレートでくだした。「この勝利は僕にとってとても意味あるものだよ。だって昔からグランドスラムで勝利することを夢見ていたからね」と16歳のズベレフは語った。「僕はパリで決勝、USオープンでは準決勝まで進出したけど、タイトルを取ることはできなかったんだ。だけど、今回やっと念願の勝利を掴むことができたよ。」
HEADは男子・女子ダブルスともに勝利し、ルーカス・クボット(ポーランド)と大会直前にペアを組んだロバート・リンドステッド(スウェーデン)は、エリック・バトラック(アメリカ)とレイベン・クラッセン(南アフリカ)から6-3, 6-3で勝利を飾った。「今日は試合にとても集中していたよ。それに今までのダブルスの中でベストなプレーができたよ」とクボットは語り、勝利後のコートでは家族から教わった伝統的なポーランドダンスを披露した。
HEADのロベルタ・ビンチは、彼女自身4度目のグランドスラム・ダブルス・タイトルにサラ・エラーニ(イタリア)とともトップシードとして挑み、ロシア人ペアのエカテリーナ・マカロバとエレナ・ヴェスニナとの7度のブレイクゲームがあるほどに厳しい試合を6-4, 3-6, 7-5のスコアで制した。。ビンチとエラーニは、2012年のローラン・ギャロスとUSオープンのタイトルに続き、2度目のメルボルンでのタイトルを連覇でがざった。
HEADラケット・レベルズのトーマス・ベルディッチは、デビスカップの準備のため全豪オープンから早々に帰国しましたが、2014年シーズン最初のグランドスラムの結果には誇りを持っている。グラフィン・インスティンクトを愛用するこのメルボルンのセミファイナリストは、2014年全豪オープン覇者のスタニスラス・バブリンカとの3時間半にも及ぶ激闘の末2-6, 7-6, 6-7, 6-7で破れた。しかしベルディッチはこのセミ・ファイナルの奮闘に、「とても素晴らしい試合だったよ。とてもよいプレーができたしね。でもタイブレークはいつも大きな賭けだし、今回スタンは幸運だったよ。」と満足の様子であった。