ラケット・レベルズのトミー・ハースとリシャール・ガスケは、共にHEAD対戦となった決勝において勝利し、ロンドンで開催されるシーズンエンドのATPワールドツアー・チャンピオンシップへの出場切符に近づいた。35歳のハースは、ウィーンで行われたエルステ・バンクオープンにおいて、6-3, 4-6, 6-4でロビン・ハーセを撃破し、2度目のタイトルを勝ち取ったことで蘇った。ガスケは、モスクワで同じくHEADラケット・レベルズでカザフスタンのミハイル・ククシキンから4-6, 6-4, 6-4で勝利し、モスクワでのデビュー戦を飾りました。
ハースは、2011年にウィーンでチャンピオンになり、これまでの戦歴の中で15回のタイトルを勝ち取っている。「当然のことながら、この勝利はとても嬉しいよ」とユーテックTM IG プレステージ愛用のドイツ人が語った。「タイトルを勝ち取ることはそう頻繁にはできないことだし、今年2度も経験できたことは最高だよ。ここは僕にとって特別に感じるところでもあるんだ」
オランダ人のハーセも同じくユーテックTM IG プレステージを愛用しており、オーストリアのキッツビューエルで2011年と2012年のタイトルを連覇し、今回3度目の勝利を狙っていた。「スタートの打ち合い…」ハースが試合のコメントを切り出した。「決勝で、お互いもしかしたら緊張していたのかもね。だけど、僕は試合中だんだん調子が上がってきたし、セットとブレークでより体が動いてきたんだ。マッチの前半、僕は何度かエラーをしてしまい、彼の挽回の機会を与えてしまったね。」
ユーテックTM IG エクストリームを使用するガスケは、今年3回目のトロフィーを獲得し、通算10個目のタイトルとなりました。また、暫定ながらロンドンでプレーできる8人目に入ってきました。「モスクワでのパフォーマンスには満足しているよ。それに来年もこのタイトルを防衛するために戻ってきたいと思ってるよ」とHEADプレーヤーのチャンピオンは語り、「それに僕のキャリアの中で、最も成功を遂げたシーズンになったよ。だけど、まだロンドンの試合に出るためにはまだまだかな。目標に向かってプレーを集中していく必要があるよ。」
ランキング102位のククシキンはユーテックTM グラフィンTM スピードを愛用していて、モスクワで彼自身2度目となるATPレベルの決勝でプレーしました。彼は2010年のサンクト・ぺテルブルグ・オープンで、HEADプレーヤー仲間でもあるロシアのミハエル・ユージニーに勝利しています。
モスクワでは、女子ダブルスでも、HEADのスベトラーナ・クズネツォワがサマンサ・ストーサーと組んで、アラ・クドリャフチェアとアナスタシャ・ロディオノワ をタイブレークの激闘の末、6-1, 1-6, 10-8で勝利しタイトルを勝ち取っています。