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アクセル・ルンド・スビンダル、ダウンヒルの種目別タイトルに近づく

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スビンダルが2位に入賞し、ダウンヒルのクリスタルグローブにまた一歩近づいた。

アクセル・ルンド・スヴィンダルはノルウェーのクヴィットフェルで行なわれたダウンヒルで2位となり、種目別ランキングにおけるリードをさらに広げた。HEADワールドカップレベルは、すべての区間タイムで最速をマークしたが、ゴール前でわずかにタイムを失い、彼にとってのノルウェーにおける初優勝を惜しくも取り逃がしてしまった。

レース後、ダウンヒルの種目別優勝に関してスビンダルは次のように語った。「まだ安心できないが面白い争いになってきた。今日は良い滑りができたので2位という成績にも満足だ。これからも表彰台を狙っていくし、そうすればもうひとつのチャンスがあるだろう。はっきり言って僕がスラロームのチャンピオンになる可能性はゼロだ。だとしたらこれまでに取ったことがなく、でも取れる可能性のあるタイトルはダウンヒルだけだ」。

コース状況に関しては 「上部は問題なかった。でも中間から下には運悪くちょっと強すぎる風に吹かれてしまった。時速130㌔で滑っている時に風が強く吹いたら、どうなる? 自分の重心を正しい位置に保つことはとても難しいだろう。こんなにめまぐるしく風が変わる条件では、フェアなレースにはならない」 と語った。

コース上部に吹く強い風のためにスタート地点が下げられ、優勝タイムが1分半という短縮ダウンヒルとなった。昨シーズン、このレースで2位となったチェティル・ヤンスルのタイムは1分45秒だった。

ガルミッシュで2位だったゲオルク・シュトライトベルガーはこの日8位。スビンダルがリードする種目別ランキングでも8位に浮上した。マティアス・マイヤーが13位となり、トップ15に3人のHEADワールドカップレベルズがランクされた。

スビンダルはこの日の2位でダウンヒルの種目別ランキングでのリードを広げただけでなく、総合でのマルセル・ヒルシャーとの得点差を一気に80点詰めることにも成功。ふたりの間にはまだ129点の差があるが、翌日のスーパーGでさらに追撃する。


主な成績:
1. Adrien Theaux (FRA)
2. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
3. Klaus Kroell (AUT)
8. Georg Streitberger (AUT) HEAD
13. Matthias Mayer (AUT) HEAD
29. Ben Thomsen (CAN) HEAD