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マンキューソ2位タイでスーパーG種目別優勝への可能性を残す

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ジュリア・マンキューソは昨シーズン優勝しているガルミッシュのスーパーGで2位。相性のよいこのコースで2年連続の表彰台に立った。「もちろん優勝したいと思っているけれど、2位タイでも満足」 と彼女はレース後に語り、さらに 「2位で表彰台に立つのも悪くないわ」 と付け加えた。アナ・フェニンガーは4位。この日はHEADワールドカップレベルズにとって、充実した1日となった。
ティナ・ヴァイラーターが優勝しティナ・マゼはマンキューソと同タイムで2位を分けあった。

「いくつかミスをしたけれど、今日の滑りはよかった。まだ速く滑れることを確認できて満足している。ターンの多い区間でリズムを乱しタイムを失った。でもスタートからゴールまで完璧に滑ることはほとんど不可能だと思う」 とマンキューソはレースを振り返る。

「ガルミッシュでレースをするのは楽しい。コースは少し急すぎてスピードが速いうえに技術的にもむずかしいので私に向いているコースだ」。「完璧な滑りをめざして戦い続けるつもりだ」 とマンキューソは語った。

アナ・フェニンガーは 「むずかしいレースだった」 と振り返る。彼女は自分が速いという実感を持てなかったようだが、実際にはそうではなかった。長い間スーパーGをやっていなかったので、世界選手権のスーパーGも良い滑りではなかった。上位の選手のタイムが接近しており、フェニンガーはひとつのミスが命取りになることを知っていた。彼女はゴール直前でミスを犯し、これが表彰台を逃す直接的な原因となった。

フェニンガーは世界選手権では新しいタイプのスーパーGスキーをはいたが、このガルミッシュのレースでも、同じスーパーGモデルをはいていた。メリベルのワールドカップで風邪をひいたフェニンガーだが、すでにだいぶ回復しており、週末に行なわれるダウンヒルとスーパーGを楽しみにしていたという。

マリア・ホッフル・リーシュにとって、ホームタウンのガルミッシュでのレースは18回目となる。ホームコースでのレースに重圧を感じていたのだろうか?「いいえ!」 とホッフル・リーシュは笑いながら答えた。「11位というのは妥当な成績だと思う」。

ワールドカップの女子スーパーGはまだ2レースが残っているが、ジュリア・マンキューソはティナ・マゼとリンゼイ・ボンにはさまれて2位につけている。アナ・フェニンガーはもう種目別優勝の可能性は消えているもののランキング5位をキープしている。マリア・ホッフル・リーシュは6位。


主な成績:
1. Tina Weirather (LIE)
2. Julia Mancuso (USA) HEAD
Tina Maze (SLO)
4. Anna Fenninger (AUT) HEAD
11. Maria Hoefl-Riesch (GER) HEAD
15. Lizz Goergl (AUT) HEAD
23. Marianne Kaufman-Abderhalden (SUI) HEAD