新開発HEADグラフィン・インスティンクトでプレーするトーマス・ベルディッチ(チェコ)が、スイスと対戦したデビスカップ・ワールドグループ1回戦でエースとして大活躍しています。初日を1勝1敗で終え、王手のかかる2日目のダブルスにも出場したベルディッチはルーカス・ロソルと組み、ワウリンカ/キウディネリ組に6-4, 5-7, 6-4, 6-7 (3-7), 24-22 というデビスカップ史上最長試合となる7時間に及ぶ激戦を制し、チェコに貴重な2勝目をもたらしました。
ベルディッチは、チェコの3勝すべてに絡み、母国の準々決勝進出に貢献しました。3日目には、ワウリンカとのエース対決を6-3, 6-4, 3-6, 7-6 (7-5)で勝利しています。
世界No.1のノバク・ジョコビッチは、全豪オープン終了後すぐにヨーロッパへ戻り、時差ボケを克服して、ベルギーとの1回戦に臨みました。ジョコビッチは、初日のシングルスに登場して、オリバー・ルーカスを6-3, 6-2, 6-2で破り、セルビアを4月に行われる準々決勝に導いています。
「(勝てて)とても嬉しいよ。特にサーブが良かったね。なによりストレートで勝てたのはとても大きいよ」 とHEADグラフィン・スピードを使用するジョコビッチは語り、「長い時間インドア・ハードコートでプレーしたオーストラリアから戻って、クレーコートでの試合は難しいよ。でも、今日は大事な場面で、思うようなプレーができたと思うよ」 とコメントしていました。
クロアチア代表としてプレーするHEADレベルズのマリン・チリッチ(HEADグラフィン・インスティンクト使用)も、イタリア戦でシングルス2勝をもたらしましたが、惜しくも2-3で敗れています。フランス代表としてイスラエル戦に臨んだ世界ランキング10位のリシャール・ガスケ(ユーテックIGインスティンクト使用)は、シングルス2試合を戦い、ドゥディ・セラを6-3, 6-2, 6-2、アミール・ワイントラウブを6-4, 6-3で破り、フランスの勝利に貢献しました。
カルロス・ベルロク(ユーテックIGプレステージ使用)は、ホームのブエノスアイレスでドイツを迎え撃ったアルゼンチンのメンバーとして、トビアス・カムケ(ユーテックIGプレステージ使用)とのシングルスを制しています。試合は5-0でアルゼンチンの勝利