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ジョコビッチ、全豪オープン3連覇を達成

ジョコビッチ、全豪オープン3連覇を達成

ノバク・ジョコビッチが、HEAD同士となった全豪オープンの決勝を制し、プロの参加が認められたオープン化以来初となる3連覇を達成いたしました。ジョコビッチは、発売されたばかりのユーテック・グラフィン・スピード・プロでプレーし、同じくHEADラケット・レベルズのアンディ・マレーを6-7(2), 7-6(3), 6-3, 6-2 で破り6個目のグランドスラム・タイトルを獲得しました。
「3連覇は非常に大きな事だよ」と世界No.1のノバク・ジョコビッチはコメントし、「どの試合でも勝ちたいという意欲を持ってプレーしているんだ。でも、グランドスラムの決勝はいつも何か新しいもの、何か特別なことを選手にもたらしてくれるんだ。ベストなパフォーマンスをさせる特別な舞台だね」とチャンピオンは話していました。
6か月前、ブレークスルーを果たした、ユーテックIGラジカル・プロを使用してグランドスラム2連勝を狙っていたアンディ・マレーは、「ウインブルドンの決勝進出、オリンピックでの金メダル、そしてUSオープンの優勝と、ここ数か月は僕の人生で最高の時を過ごしたよ。そして、ここでもそれに近い感じだったよ。僕はここ数か月のポジティブな気持ちを思い出し、前向きに行こうとしたんだ。ここでも、それは出来たと思うよ」と語っていました。
女子の方では、HEADラケット・レベルズのロベルタ・ビンチ(ユーテックIGエクストリーム・プロ使用)がサラ・エラーニと組んだダブルスで地元オーストラリアのアシュレイ・バーティとキャシー・デラクア組を 6-2, 3-6, 6-2で破り優勝を果たしました。このペアは、全仏オープン、USオープンに続き、ここメルボルンでも勝ったことにより、この1年の4つのグランドスラムの内3つのタイトルを獲得したことになりました。
また、今シーズンからユーテック・グラフィン・インスティンクトMPを使用するマリア・シャラポワも、それまでわずか9ゲームしか失わずに準決勝まで進みましたが、中国のリー・ナに6-2, 6-2で敗れました。さらに、 同じくHEADラケット・レベルズでユーテックIGラジカルMPを使用するスローン・スティーブンスも準決勝に進出する快進撃を見せました。19歳のスティーブンスは、準々決勝では優勝候補で第3シードのセリナ・ウイリアムズを破るという番狂わせを演じています。