NEWS

フェニンガー サン・アントンのスーパーGで2位入賞

フェニンガー サン・アントンのスーパーGで2位入賞

この週末2度めの表彰台。HEADワールドカップレベルズ、アナ・フェニンガーは土曜日のダウンヒルに続きサン・アントンで輝いた。優勝したティナ・マゼにとっても、好調フェニンガーを表彰台の最上段から追い落とすのはとても困難な仕事だったはずだ。ファビアンヌ・スッターが、リンゼイ・ボンマリア・ホッフル・リーシュジュリア・マンキューソの前に割り込んだが、それでもHEADワールドカップレベルズはトップ6のうちの4人を占める結果となった。

フェニンガーは 「スーパーGでも速く滑る自信はあった。問題は、自分のペースを守れるかどうかだった。サンモリッツではコースアウトしてしまったけれど、今日は2位。とても嬉しい成績だが、次のチャンスにはもっと速く滑って100分の4秒差負けるのではなく優勝したい」 と意欲を語った。

フェニンガーは運には恵まれなかったが、その滑り自体にはとても満足しているという。そして 「近いうちに運も私に向いてくるだろう」 と付け加えた。フェニンガーはゴールしたとき、それまでトップだったリンゼイ・ボンのタイムを上回り、彼女にとって高速系種目で初の優勝が実現されるかと思われた。「滑りはとても良かったと思う。これからもチャンスはたくさんあるし、きっとうまくいくはず」と言った。

リンゼイ・ボンは100分の1秒という僅かな差で表彰台を逃し4位。マリア・ホッフル・リーシュは5位、ジュリア・マンキューソは6位。HEADワールドカップレベルズがトップ6のうち4人を占めることになった。
「私の滑りは少しずつ良くなっていると思う。ただ、成績には満足しているが、自信がまだ少し足りない」 というリンゼイ・ボンは、フラッハウのスラロームに出場するかどうかまだ決めかねているという。ボンは2007年に彼女にとって7勝目と8勝目をここサン・アントンで記録しているが、負傷欠場から復帰しての4位は、彼女にとって満足できる成績といえるだろう。

前日のダウンヒルを欠場したリッツ・ゲルグルは、この日はコースに戻り14位。「状況は正しい方向に進んでいる」と彼女は言った。「トレーニングはうまくいっているので、調子を取り戻すために次のステップに進みたい」


主な成績:
1. Tina Maze (SLO)
2. Anna Fenninger (AUT) HEAD
3. Fabienne Suter (SUI)
4. Lindsey Vonn (USA) HEAD
5. Maria Hoefl-Riesch (GER) HEAD
6. Julia Mancuso (USA) HEAD
14. Lizz Goergl (AUT) HEAD
26. Camilla Borsotti (ITA) HEAD