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フェニンガー今季自己最高位。オーレのジャイアント・スラロームで2位に入賞

フェニンガー今季自己最高位。オーレのジャイアント・スラロームで2位に入賞
オーレ(スウェーデン)で行なわれたジャイアント・スラロームで、アナ・フェニンガーは会心の滑りで2位入賞。このところたまっていたうっぷんを一気に晴らした。
フェニンガーの1本目は3位。しかし上位ふたりとのタイム差は小さく、2本目で見事に2位に上昇した。
予想外の雪が降りしきるなか、HEADワールドカップレベルの勇敢なアタックが実を結んだ。

フェニンガーは2011年リエンツのジャイアント・スラロームで初優勝を記録しているが、この日は今季ここまでGS全勝のティナ・マゼを2本目のタイムで上回っており、2勝目も目前だった。これは彼女にとって11回目の表彰台。GSでは3回目となる。ビクトリア・レーベンスブルクは1本目で大きなリードを奪って首位に立った。2本目はフェニンガーよりも約2分の1秒遅かったが、1本目の貯金を守り切って優勝した。

クリスマス前の最後のジャイアント・スラローム、フェニンガーはドローで1番スタートを引き当てたときに、絶対に表彰台に上がろうと決心したという。

クーシュベルでの前のレースと同様、強い向かい風の吹雪のなか、フェニンガーは早いスタート順のアドバンテージを生かして、ベスト・パフォーマンスを演じた。1本目3位、2本目も3位のタイムで合計では見事に2位に躍進した。この健闘で前回の世界選手権のスーパーG王者フェニンガーに対する期待はさらに高まったといえるだろう。

アナ・フェニンガーが2位に表彰台に立ち、今季自己最高位を記録。マリア・ホッフル・リーシュは1本目4位だったが合計タイムでは6位に下がった。これはこれまでのところフェニンガーの今季最高位となる。

主な成績
1. Viktoria Rebensburg (GER)
2. Anna Fenninger (AUT) HEAD
3. Tina Maze (SLO)
6. Maria Hoefl-Riesch (GER) HEAD
12. Lizzi Goergl (AUT) HEAD
14. Julia Mancuso (USA) HEAD
19. Anne-Sophie Barthet (FRA) HEAD