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スビンダルがビーバークリークのスーパーGで2位

スビンダルは連日の表彰台。ビーバークリークのスーパーGで2位入賞

アクセル・ルンド・スビンダルは、今季のビーバークリークで2度めの2位入賞。マッテオ・マルザーリアが優勝し、3位はクラウス・クレルだった。スビンダルにとっては、これがビーバークリークで10度目の表彰台。硬く氷結し技術的にも難しいこのコースで驚異的な強さを発揮し続けている。ひとつのミスもなく滑り降りるのは、ほとんど不可能だと思われるコースでは、幸運はもっとも勇気ある者に味方するものなのだ。

高速系種目で絶好調を維持するスビンダル。今季の北米シリーズでは優勝2回、2位2回という成績だ。レース後、彼は次のようにコメントした。
『滑りにも、2位という結果にも満足してる。コースの終盤で致命的なミスをしてしまったが、それ以外はとてもよい滑りだったと思う。私もヤンスルードも、そしてインナーホーファーも、失敗するまではマルザーリアよりも速かった。でもマルザーリアだけは失敗しなかった。それが彼が優勝した理由だ』

18番スタートで滑ったヤンスルードにとっては惜しいレースだった。彼は中間計時のベストタイムを次々と更新しながら快走。しかしゴール直前、レッドテイル・ジャンプでバランスの着地でバランスを失いあわや転倒というミス。辛うじて最後のターンに入り完走したがトップと約1秒遅れの6位となった。

リゲティはレイクルイーズに続き、今季のスーパーGで2度めの4位。落ち着いたスマートなレース運びが印象的だった。
『攻めるべきところでは攻め、守るべきところでは守りの滑りをした。自分としては正しい戦略だったと思う。対照的にマルザーリアは他の誰よりも攻撃的に攻めた。だからこそ彼は勝利を手に入れることができたのだろう』

またしてもHEADワールドカップレベルズはトップ8のうち5人を占める大活躍。スビンダル2位、リゲティ4位、ヤンスルード6位、マイヤー7位、そしてゴーティエ・デ・テジエが34番スタートから8位に入賞した。さらにギレルモ・フェイが61番スタートからヨハン・クラリーとゲオルク・シュトライトベルガーに次ぐ15位という鮮烈な活躍を見せた。最終的には10人のHEADレーサーたちが30位以内にランキングされた。

Results
1. Matteo Marsaglia (ITA)
2. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
3. Hannes Reichelt (AUT)
4. Ted Ligety (USA) HEAD
6. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
7. Matthias Meyer (AUT) HEAD
8. Gauthier de Tessieres (FRA) HEAD
13. Johan Clarey (FRA) HEAD
14. Georg Streitberger (AUT) HEAD
15. Guillermo Fayed (FRA) HEAD
22. Douglas Hedin (SWE) HEAD
30. Jared Goldberg (USA) HEAD