ユーテックIGインスティンクトMPを使用する、HEADラケットレベルズのトーマス・ベルディッチが、 ストックホルム・オープン決勝で、ジョー・ウィルフリード・ツォンガを4-6, 6-4, 6-4で破り優勝。来月ロンドンで行われるバークレイATPワールドツアー・ファイナルズ出場にまた一歩近づきました。チェコのベルディッチは、今回のインドアでの優勝は、フランスのモンペリエでのタイトルに続くもので、スウェーデンでは初タイトルとなりました。ベルディッチは、上位8人が出場できる、来月初旬に行われるツアー最終戦の残り3枚の切符を争う1番手に躍り出ています。
『ロンドンに出場することは毎シーズンの目標だよ。1年を通じて、良いプレーをしなくてはならないだ。3年連続でこの大会に出られることになれば、僕にとってとても特別だよ』 と、スペインとのデビスカップ決勝も控え、2012年を最高のシーズンで終わることをもくろんでいるベルディッチは語っていました。
ベルディッチは、チェコ人として、現在アンディ・マレー(ユーテックIGラジカル・プロ使用)のコーチとなっているイワン・レンドルが1989年に優勝して以来のストックホルムでのタイトル獲得となりました。また、彼にとって通算8個目のATPタイトルとなっています。
彼は、第1セットを落とし、セカンドセットも2-4とリードされ、苦しい状況からの逆転勝ちを収めたベルディッチは、『今シーズン2個目のタイトルを獲れてうれしいよ。セカンドセット2-4の時点で、積極的なプレーができて、自分のゲームにも集中できたんだ。ジョーと対戦する時は、最後の1ポイントまで強気でプレーしなければならないしね。とにかく逆転できて良かったし、このタイトルは特別だよ』 とコメントしていました。
ATPツアーファイナルズには、すでに5人のプレーヤーの出場が確定しています。その中には、HEADラケットレベルズで、今月行われた北京と上海の中国シリーズを制したノバク・ジョコビッチ(ユーテックIGスピードMP使用)とロンドン・オリンピック金メダリストでUSオープン王者のアンディ・マレーが含まれています。