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アンディ・マレー、USオープンで歴史的勝利!!

信じられない試合、素晴らしい勝利でした。アンディ・マレーが、英国テニスの歴史を書き換えました。 ロンドン・オリンピックの金メダリストが、ノバク・ジョコビッチとのHEAD同士の戦いとなったUSオープン決勝で7-6(10), 7-5, 2-6, 3-6, 6-2で勝利し、悲願のグランドスラム・タイトルを獲得しました。

ユーテックIGラジカル・プロを使用するマレーは、ファイナルセットにもつれ込み、4時間54分にもおよぶ大会史上2番目に長い決勝戦で、ジョコビッチ(ユーテックIGスピードMP使用)を下しました。この2人はともに世界トップ3に名を連ねることになります。

マレーは、1936年のフレッド・ペリー以来のグランドスタム・トロフィーを掲げ、彼の肩にのしかかっていた重荷を下ろすことができました。『何がどうなったのかわからないんだ』 とマレーは話し、『信じられないような難しい状況だったよ。第3セット、第4セットを終えたあとは、精神的にも厳しかったね。ノバクは、とても強く、常に最後まであきらめずに戦うんだ。彼とは、何度も長く、厳しい試合をしてきているけど、今日は僕の方が上手く乗り切れただけだよ』 とコメントしていました。

2011年のスタート以来4つのグランドスラム・タイトルを勝ち取っていたジョコビッチは、1年前に獲得したタイトルを守るために戦っていました。『アンディと彼のチームを心から祝福するよ。彼は間違いなくチャンピオンにふさわしいよ』 とジョコビッチは語り、『僕はベスト尽くしたよ』 と、2セットダウンから挽回し、ファイナルセットまで戦った世界2位のプレーヤーは話していました。

USオープンでの勝利で、ウインブルドンの決勝をフェデラーと戦い、その3週後には、このスイス人プレーヤーを破り金メダルを獲得したスコットランド人にとっての大成功の夏は素晴らしいエンディングを迎えました。また、彼は同じシーズンにオリンピックと全米オープンで優勝した最初の男性プレーヤーにもなりました。

今大会全体を通じ、HEADレベルズ達は、ベスト16に6人、ベスト8に4人、そして準決勝には、世界No.1のロジャー・フェデラーを破ったトーマス・ベルディッチユーテックIGインスティンクトMP使用)を含む3人が進んでおり、全世界にその勢いと存在感をアピールしました。

女子の方では、全仏オープンの覇者、マリア・シャラポワユーテックIGインスティンクトMP使用)が準決勝に進み、アザレンカに6-3, 2-6, 4-6で敗れはしましたが、WTA世界ランキングを2位まで上げています。優勝こそできませんでしたが、数年前に肩の故障から復帰した後の彼女は、目覚ましい活躍をしています。『そのことに関して考える時、私が大好きなテニスを今でもプレーできていることは、とてもラッキーなことだと感じるの。再びNo.1に戻れたし、グランドスラムでも勝てたのだから。本当に素晴らしいシーズンを送れているわ』 とコメントしています。

ユーテックIGエクストリーム・プロを使用するロベルタ・ビンチは、サラ・エラーニと組んだダブルスで、今年2個目のグランドスラム・タイトルを獲得しています。今回の優勝は、全仏オープンを含む今シーズン8個目のタイトルとなりました。