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ジョコビッチ、HEAD対決を制し、31個目のタイトル!

トップシードのノバク・ジョコビッチが、トロントで行われたロジャース・カップで同じくHEADプレーヤーのリシャール・ガスケを6-3, 6-2 で破り、彼自身12個目となるATPマスターズ1000のタイトルを獲得しました。ユーテックIGスピードMPを使用する世界No.2は、新しいユーテック・エクストリーム・プロ 2.0を使うライバルに対し61分で勝利しています。2012年のスタートで、全豪オープンに優勝しているセルビア人プレーヤーにとって、通算31個目のタイトルとなりました。

『今日の試合は、例外だったけど、長い、厳しい1週間だったよ。特にオリンピックからここに来た選手はね』 とジョコビッチは語り、『でも、ここで勝ててうれしいよ。去年(70勝11敗)のようなシーズンを再現するのは難しいことはわかっていたけど、いいプレーをしているからね。僕は、自分の可能性とプレーを信じているんだ。いつも、アップダウンはあるけど、今はプレーに自信があるんだ』 と話していました。

ジョコビッチは、雨による2日間の中断と、時差ボケを乗り越えての優勝で、ガスケとの対戦を7勝1敗としています。彼にとって、2007年と2011年にモントリオールで勝って以来、カナダでの3度目の栄冠です。今大会、サービスの好調なジョコビッチは、51回のサービスゲーム中50回をキープしていました。

『僕たちは、大会中の天候で、精神的にもデリケートな状況だったんだ』 とジョコビッチは話し、『でも、勝ててうれしいよ。リシャールは、ベストプレーヤーの一人だし、彼の実力は、間違いなくトップ10』 とコメントしていました。

ジョコビッチは、昨年、HEADプレーヤー仲間のアンディ・マレーと戦い、2セット目に怪我のために棄権しなければならなかったシンシナティのマスターズに向かいます。去年は、その数週間後に行われたUSオープンで優勝しています。

ガスケは、3度目のマスターズ1000決勝でプレーしました。『今日は、厳しかったよ。ベストのプレーができなければ、ジョコビッチのような選手に勝つチャンスがないよ。でも、トップ25まで来たし、できるだけはやく20位以内に戻りたいね』 とコメントしていました。