HEADラケット・レベルズのトミー・ハース(ユーテックIGプレステージMP使用)が、ATP 500のワシントン大会で決勝に進みました。 34歳のハースは、アレクサンダー・ドルゴポロフに対し、第1セットをタイブレークで奪うも、続く2セットを取られ、7-6(7), 4-6, 1-6のスコアで惜しくも敗れました。ハースは、決勝まで1セットも落とさず勝ち上がり、準決勝では、No.1シードのマーディ・フィッシュを破っています。
ハースは、ここまで素晴らしいシーズンをプレーしており、特にここ2か月の間に、生まれ故郷のドイツ、ハーレで、ロジャー・フェデラーを破り優勝している他、ハンブルグとワシントンの決勝でプレーしています。今シーズンのスタートは、200位にも入っていませんでしたが、現在は25位までランキングを上げています。アメリカでの決勝では負けていないハースは、9個目のタイトルを狙っていました。
このドイツ人プレーヤーにとって、今回の敗戦は残念でしたが、先月にもハンブルグの決勝に進んでおり、好調を維持しています。『ここ数か月、信じられないプレーができているし、自分自身を誇りに思うよ。今日は、いくつか勝つチャンスがあったし、本当に勝ちたかったね。素晴らしい1週間でも最後に負けるとがっかりするよ。でも、その悔しさをさっと水に流し、ここまで勝ちあがれて惜しいプレーができたことを誇りに思うよ。ただ、これからも怪我をしないで、このまま前に進むことができることを願っているんだ』 とコメントしていました。
ハースは、USオープンでのハードコートに向け、トロントでのマスターズ1000をプレーします。