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ハース、地元でうれしい優勝!

HEADラケット・レベルズのトミー・ハースが、地元ドイツで、素晴らしいパフォーマンスを発揮して、今シーズン2個目のタイトルを獲得しました。彼の生まれ故郷、ハンブルグで行われたBet-at-Homeドイツオープンの決勝で、アルゼンチンのファン・モナコを7-5, 6-4のストレートで破り、うれしい優勝を果たしました。

前月、ドイツのハーレで行われたゲリー・ウェーバーオープンでグラスコートのタイトルを獲得していたハースは、第2シードのジル・シモン、そしてウインブルドンでベスト8に進んだ、同じくHEADラケット・レベルズのフローリアン・マイヤー、さらには、前週のウマグで優勝して、直近の戦績が15勝1敗と絶好調のマリン・チリッチも破って、決勝に勝ち上がってきました。「再び、故郷での大会で決勝を戦えたなんて夢のようだよ」と感慨深めにハースは話し、「来年もここに戻ってきたいと思うよ。いまは、本当にモチベーションが高くなっているんだ」2002年のローマで、初めての決勝に進んで、アンドレ・アガシに敗れてるハースですが、今回で、生涯8個目のタイトルを手にしました。

ATP世界ランキングのトップ50の中で、最年長プレーヤーであるハースが、プロとして最初にプレーしたのが、15年前、1997年のハンブルグの大会でした。今、彼は世界35位までランキングを戻しています。 最近、故障から復帰した後は、全盛期のようなプレーができるようになり、2か月前の全仏オープンで3回戦に進んだことで、再びトップ100内にランキングを戻していました。

「まだ子供だった頃、ここへスター・プレーヤーたちを見に来ていたんだ。そんな僕に、優勝できるチャンスがきたことは、僕のキャリアの中でも最高の瞬間の一つだよ」とハースは語り、「最高のプレーができるよう心掛けたんだ。試合を通じて、良いテニスができたと思うよ。観客の声援も僕のプレーを一段上に引き上げてくれたよ。もう一度、こんな感覚を味わえることができるなんて考えてもいなかったさ。特にハンブルグは特別なんだ。また、決勝でプレーできたし、僕にとって本当に素晴らしい1週間だったよ」と、話していました。