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アンディ・マレー、ウインブルドンの歴史に名前を加える!

HEADラケットレベルズのアンディ・マレーが、素晴らしいパフォーマンスで、自身初のウインブルドン決勝に進みました。ロジャー・フェデラーに敗れはしましたが、ウインブルドンにその名を刻みました。マレーは、1938年のバニー・オースチン以来、英国人として初めて決勝に進出し、1936年にフレッド・ペリーが地元選手として優勝して以来の快挙に期待がもたれました。マレーは、地元の大声援にも後押しされ、第1セットを取りましたが、その後の3セットを落とし、6-4, 5-7, 3-6, 4-6のスコアで、準決勝においてノバク・ジョコビッチを破った30歳のスイス人プレーヤーに敗れました。

激しい雨のために、屋根が閉められたセンターコートでの3時間半に及んだ激闘の末、敗れたマレーは涙を流していました。

『これまで、グランドスラムの決勝でプレーした中で最高の出来だったよ』 とユーテックIGラジカル・プロを使用する世界No.4は語り、『チャンスを作れていたし、実際セットもとったんだ。セットオールの後の2セットでも、チャンスはあったね。特に、第3セットのブレークされたゲーム(10回のジュースを重ね、20分かかった)ではね』 と話し、『良い試合をしたと思うよ。多くの場面で良い判断ができていたし、それに関しては満足しているよ』 とコメントしていました。

このHEADプレーヤーは、ジョコビッチやシャラポワなどのHEADの仲間も参加するロンドン・オリンピックに向けて休養をとる予定です。また、ジョコビッチとシャラポワは、再び世界No.1のポジションを奪い返すべくシーズンの後半を見据えています。ノバク・ジョコビッチは、ちょうど1年間、ATP世界ランキングのトップに君臨したことになります。