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ハース、チリッチが揃って芝コートで優勝、女子のコルネもツアー2勝目を飾る!

HEADラケット・レベルズ達が、ウインブルドンを前に芝コートで素晴らしいパフォーマンスを見せました。男子は、トミー・ハースとマリン・チリッチが、女子の方では、アリゼ・コルネが揃って優勝を飾りました。
ドイツのハーレでは、34歳になるトミー・ハースが、5度の優勝経験のあるロジャー・フェデラーを下し、お尻の故障で休養する以前の2009年以来、2度目の優勝を飾りました。この芝コートでの勝利によりトップ50に返り咲くことになるでしょう。このドイツのベテランは、2002年のローマで、アンドレ・アガシに敗れた後、決勝での戦績は8連勝と勝負強さを発揮しています。『僕のキャリアの中でもベストな1週間のひとつだね。今日、何が起こったのか、夜になるまで認識できないだろうね』 と13個目のタイトルを獲得したハースはコメントしていました。
『もし、誰かが試合前に、君は(史上最高のプレーヤーである)ロジャーに勝てるだろうと話したとしよう。僕は馬鹿げていると思っただろう』 ハースは、この優勝で、ここ10年の間、フェデラーに負け続けていたことに終止符を打ったのです。3年前に、このハーレで優勝した時には、その年のウインブルドンの準決勝まで勝ち進んでおり、今年もその時の再現を期待しています。
ロンドンのクイーンズクラブでの芝大会では、マリン・チリッチが、アルゼンチンのナルバルディアンと決勝を争い、6-7, 4-3の時にナルバルディアンが、コートサイドの広告ボードを蹴って、ラインズマンの足に負傷を負わせてしまい、棄権を余儀なくされたために、チリッチが自身7個目のタイトルを獲得することになり、ウインブルドンにむけ弾みをつけています。『互いに良いラリーがあって、熱くなってきたところで終わってしまったね。このような形で終わったことは辛いね』 とチリッチは話し、『今日は良いプレーができていたよ。ここまで4、5試合できて、それらを勝てたことで、ウインブルドンの前を考えると、いい状態だと思うよ』 と語っていました。
一方、女子の方は、オーストリアのリゾート地、バドガスタインでの大会で、ユーテックIGラジカルを使用するフランスのアリゼ・コルネが、ヤニナ・ウィックマイヤーを7-5, 7-6 (1) で下し、2008年のブダペスト以来の2勝目を飾りました。