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シャラポワ、激戦の末にイタリア国際のタイトルを死守!

マリア・シャラポワが、ローマで行われたイタリア国際で、全仏オープン・チャンピオンの李娜を破り、昨年に続きタイトルを獲得しました。男子の方は、ノバク・ジョコビッチがマスターズ1000ローマ大会において、雨で1日延びた決勝で、ラファエル・ナダルと対戦し、5-7, 3-6で敗れはしましたが、彼自身、4連続グランドスラムタイトル(生涯グランドスラム達成)に向けて、全仏オープンを見据えています。

『他のタイトルは取っているので、グランドスラム大会4連勝の可能性はあると思うし、全仏オープンに向けて準備していくよ。パリは、2週間にわたるとても大きなイベントだし、我々にとって最も重要なトーナメントなんだ』 と、ユーテックIGスピードMPを使用するジョコビッチは語り、『ベストなゲームをしたいね。コート上では、いい感じだし、パリの前までには、いくつか調整しなくてはいけないけど、最高の状態に持っていくよ』 と話していました。

最終セットにタイブレークへ突入するという厳しい試合でも落ち着いてプレーできたように、雨で2時間半中断した難しい状況での、李娜を破ってのシャラポワの優勝は、彼女にとっても良いテストになりました。ユーテックIGインスティンクトMPを使用するシャラポワは、痛みで中断するような中でも集中力を維持し、あきらめずプレーしました。この試合は、1セットダウンの0-4から反撃したシャラポワによって、大きく流れが変わり、エキサイティングなゲームとなったのです。

『流れが行ったり来たりした、本当に難しいゲームだったわ』 とシュツットガルトに続く、今年2度目のクレーコート・タイトルを獲得した勝者はコメントし、ここでの勝利が大きな自信となって、全仏オープンに臨めることでしょう。『2時間も待たなければいけないなんて、とてもタフだったわ。敗者と勝者がいるという現実も厳しいわね。私は勝てて良かったけど』 と話しています。

世界No. 2のシャラポワは、素晴らしい記録も持っています。彼女は、クレーコートでの決勝では5勝0敗。しかも、過去9年間でローマの大会を連覇した3人目の女子プレーヤーとなったのです。 『このレベルの選手に勝つことはすごい事なの。全仏オープンに向けて、素晴らしい優勝になったわ』 とコメントしていました。

また、HEADのイタリアのエース、ロベルタ・ビンチ(ユーテックIGエクストリーム・プロ使用)も、同じくイタリア人のサラ・エラーニとのペアで、ロシアのマカロバ、ベスニナ・ペアを6-2, 7-5で破り、ダブルスのタイトルを獲得しています。

ビンチは、1985年以来、地元での栄冠を獲得した初のプレーヤーとなりました。彼女は、今年に入り、モンテレイ(メキシコ)、アカプルコ(メキシコ)、バルセロナ(スペイン)そしてマドリッド(スペイン)を制しており、ローマでの優勝が5個目のダブルスタイトルとなり、そのすべてがクレーコート大会です。

Maria's Audio Comment 1 (SUn Sharapova hapy to keep concentration through a gruelling match and rain delay.mp3, 931.2 kb)
Maria's Audio Comment 2 (SUN Sharapova confident going into French Open after Rome title repeat.mp3, 495.9 kb)