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ノバク・ジョコビッチ、クレーコート・シーズンを上々のスタート

ノバク・ジョコビッチが、マスターズ1000モンテ・カルロで、決勝に進みました。決勝では、決勝での対戦で7連勝中のラファエル・ナダルに6-1, 6-3で敗れはしましたが、クレーコート・シーズンのスタートとしては、まずまずの結果となりました。
24歳のセルビア人プレーヤーは、愛する祖父の死という深い悲しみの中、ユーテックIGスピードMPを使用し、素晴らしいプレーを見せてくれました。『なんて言ったらいいんだろう?こんなに感傷的な状況は今までなかったよ。 このような状況で、決勝まで来れたことは良かったけど、平常心を保つことが難しかった1週間だったよ』 と、ジョコビッチは語っていました。
今大会では、3人のHEADプレーヤーが準決勝に進んでいました。その一人、ユーテックIGプレステージMPを使用する、ジル・シモンは決勝進出をかけてナダルと対戦しました。決勝でプレーしたジョコビッチは、準決勝でトーマス・ベルディッチ(ユーテックIGインスティンクトMP使用)を破っています。
ジョコビッチは、ナダルとの決勝戦での対戦成績では、昨年のマドリッド、ローマのクレーコート、さらに今年1月の6時間戦った歴史的な試合となった全豪オープンを含み、7連勝していました。
世界No.1は、ATPツアーの決勝を戦い、35勝15敗となりました。モンテ・カルロは、ジョコビッチがいまだ手にしていない2つのマスターズ1000大会のひとつです。もうひとつはシンシナティ。ジョコビッチの今年の戦績は、24勝3敗となり、優勝は全豪オープンとマイアミのマスターズ1000。
『今日の僕のパフォーマンスは、残念だったけど、ラファは、素晴らしいプレーをして、優勝して当然だったね』 と78分でコートを去ったジョコビッチは話し 『僕は、2度目の決勝をプレーできたことをうれしく思うよ。この大会は、世界でも最も美しいセンターコートを持っていて、僕のお気に入りのひとつさ』 とコメントし、最後にこう付け加えています。『今は、再調整して、休養をとり、しっかりとバッテリーに充電することが必要だね。そしてまた、始動するために、十分な時間を取りたいと思っているんだ』