フェニンガー、表彰台でシーズンを終える
アナ・フェニンガーがワールドカップ・ディフェンディング・チャンピオンのビクトリア・レベンスブルクに次ぐ2位でジャイアント・スラロームのシーズンを終えた。12月の初戦で勝利したフェニンガーは1本目を2番手につけると、リードを広げレベンスブルクの滑りを待った。強い日差しがワールドカップ・ファイナルの雰囲気を更に熱くし、その中フェニンガーはレースへの勝利を目指し、できることは全てやったが、2位に留まった。
レースはジャイアント・スラロームのグローブを巡りリンゼイ・ボンとレベンスブルクの一騎打ちと予想されていた。ボンはあと20ポイントで1シーズンでのワールドカップ・ポイントの記録更新もかかっていた。しかし、ボンにとって、2本目のスタートゲートでストックを失ったことは、ポイントの記録を翌年以降に持ち越すことを意味した。12勝、4つのクリスタルグローブ、そして女子最高ポイントの記録更新とさまざまなタイトルを勝ち取ったボンは『シーズン中にはあらゆることが起こりうる。』 と悟った。
フェニンガーは 『最後のレースに全てをぶつけた。ここで結果をだすことが自分の目標だった。』 と語った。『ほぼパーフェクト。地元で勝利を掴むということは素晴らしいことだし、そうしたいと頑張ったが、Vickyは好調で強かった。彼女におめでとうと言いたい。』
ボンは夏の間ハードなトレーニングを積んで来シーズンまた戻ってくるだろう。彼女はジャイアント・スラロームのグローブ争いで2位になったことを喜んでいた。『去年、たしか15位当たりだったから、これは大きな成長よ。』 と語った。2000ポイントに関しては 『大きなモチベーション』 と宣言。『でもたくさんのポイントをとることは本当に難しいこと。』
総合、ダウンヒル、スーパーG、そしてスーパーコンビのグローブを手中に収め、さらにシーズン12勝とう結果を残したボンは2、3日後にいいシーズンだったと満足感が実感するのだろう。『今シーズン自分が達成したことには本当に誇りに思う。』 とはっきりと言った。『でもまだまだやり残している。だから夏のトレーニングをしっかりとやりたい。』 と最後に結んだ。
Result:
1. Viktoria Rebensburg (GER)
2. Anna Fenninger (AUT) HEAD
3. Federica Brignone (ITA)
13. Lizz Goergl (AUT) HEAD
24. Lindsey Vonn (USA) HEAD