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リゲティ、クラニスカゴーラの地を制す

テッド・リゲティは1本目の勝利で彼の決意を他の選手に示すと、2本目で更にリードを広げた。これはHEADワールドカップ・レベルが特に相性の良いスロープ。リゲティはクラニスカゴーラで4勝目を飾った。太陽がスロープを照りつける中、リゲティはGSグローブ獲得に向けたレースを自身の滑りで語った。アレクシス・パンテュローがマルセル・ヒルシャーを抑えて2位に入った。

リゲティは1本目でどうやってあれほど速く滑ったのか説明できなかったが、2本目も同じような滑りを期待した。リゲティが披露したスピードに挑戦する他の選手らには、彼のタイムを脅かすのは大きなプレッシャーだった。アクセル・ルンド・スビンダルは2本目のトップセクションで若干速いタイムを掲示したが、1本目でダメージを受けた彼の板は最終的にチャンスを潰してしまった。『悪い日の8位という結果は悪くはない。』 と彼は後で語った。

ダニエル・アルブレヒトの2本目は順調に進んだ。彼にとって今シーズン初めての2本目進出となった。アルブレヒトはなかなか2本目に残れず心理的に苦しんでいたが、今回将来に向けモチベーションになったと笑顔で話した。

レースはテッド・リゲティのものだった。1本目で圧倒的なリードについてリゲティは 『勝つか負けるかどちらかだった。自分は勝利を信じて滑ったけど。』 とリゲティは笑顔でそう語った。

GSクリスタルグローブについて聞かれると、リゲティは難しいことは分かっている。ワールドカップ・ファイナルで92ポイント差を逆転する必要がある。『513ポイントあれは大抵グローブを獲得できる。』 とリゲティは話した。『直近の2レース後が思う通りに行かなかったので、今回は良い形で戻れたと思う。』 と彼は言った。

ラインを切ると全てのレーサーらによって示されたリスペクトがリゲティの優位なところである。リスペクトを持つ大きな拍手が巻き起こった。

Result:
1. Ted Ligety (USA) HEAD
2. Alexis Pinturault (FRA)
3. Marcel Hirscher (AUT)
8. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
12. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
22. Truls Ove Karlsen (NOR) HEAD
30. Daniel Albrecht (SUI) HEAD