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ヤンスルード、スビンダルがノルウェーの地で輝く

HEADのヤンスルードとスビンダル2人のバイキングが成功 チェーティル・ヤンスルードはクビットフェルのオリンピックコースが 『自分の体の一部』 のようであると言った。ここから北へ約40キロのところに住んでいて、彼にとっては充実した週末となった。2度の表彰台、トレーニングランでは2本ともファーステストを記録し週末のファイナルレースまで好調をキープした。HEADワールドカップ・レベルのヤンスルードは勝利なくして地元を離れたくなかった。そしてついに!ヤンスルードはやってのけた。2位に1.42秒という大差での圧勝。後続選手には1つの小さなミスも許されない状況だった。

ノルウェー人が自国で勝利したのは実に15年ぶりとなる。仲間のHEADワールドカップ・レベルのアクセル・ルンド・スビンダルが終止符を打つだろうと大きな期待が寄せられていた。ヤンスルードはこの週、常にハンターだった。際どいタイム差での2レース。他の日に100分の3秒速ければ毎日勝利を収めただろう。しかし、3度目の正直となった。

小雪が舞い落ち4人の前走者が滑った後スロープは荒れ始めたように感じられるなど全てが順調ではなかったが、ヤンスルードの滑走はスムーズで速かった。斜面を知っていれば、どこでスピードを得られるか微妙なところも分かる。

スビンダルは若手のチームメイトへ挑んでいったが、小さな失敗を犯してしまい、これが最終的にヤンスルードへ有利に働いた。スビンダルはスーパーGのグローブを手中に収めるためにポイントを重ねたかったが、これでディディエ・キュシュの結果を待たなければならなかった。キュシュはトップセクションでタイムロスをしたが、そこから挽回を図った。キュシュは最終的に2日とも6位に終わり、ダウンヒルやスーパーGのグローブ獲得に大きな後退をしてしまった。

ベアド・フォイツは3位に入り、総合優勝へ向けて大きなポイントを加算した。テッド・リゲティを含む技術系選手は来週のクラニスカゴーラのGSとSLの争いに戻ってくる。

Result:
1. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
2. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
3. Beat Feuz (SUI)
6. Didier Cuche (SUI) HEAD
10. Hans Olsson (SWE) HEAD
14. Gauthier de Tessieres (FRA) HEAD
15. Matthias Mayer (AUT) HEAD
17. Werner Heel (ITA) HEAD
22. Johan Clarey (FRA) HEAD
30. Bernhard Graf (AUT) HEAD