ヤンスルードとスビンダルがクビットフェルで表彰台
チェーティル・ヤンスルードとアクセル・ルンド・スビンダルのノルウェー・デュオがホーム・アドバンテージを使い、ダウンヒルでシーズンベストを記録。トレーニング・ランの2本とも勝利を収めている1番スタートのヤンスルードがその勢いのまま勝利を掴むと思われていた。HEADワールドカップ・レベルの彼が記録したタイムにダウンヒルのビッグネームらは誰も届かなかった。しかし最後にクラウス・クロールのスーパーな頑張りがコースのロアセクションでヤンスルードを捉えると彼のワールドカップ・ダウンヒル初優勝を奪い去った。
ヤンスルードにとって今週末のタイムは厳しいものだった。スーパーGでは100分の3秒で3位に終わり勝利を逃し、そして今日は100分の2秒で勝利が消えた。ヤンスルードが小さなミスを犯してフィニッシュしたシーンが映像で映し出されたのを見たクロールはこれを知ってアタックしたということを認めた。
アクセル・ルンド・スビンダルはレース後に、総合を狙うには10位前後が多かった1月が良くなかったと話した。『地元の雪で滑ったことでこれを変えることができた。』 と笑顔で語った。
ベン・トムセンとディディエ・キュシュも総合でトップ10に入っている。これはHEADワールドカップ・レベルズにとって悪い日ではなかった。キュシュにとって10位という結果は、ダウンヒルのグローブ争いで後退してしまったので決して良いできではなかった。シュラドミングのワールドカップ・ファイナルでもう1レース残っている。キュシュはキャリア最後を最高の形で終えたいと願っている。まずはその前に最後のスーパーGが残っている。
Result:
1. Klaus Kroell (AUT)
2. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
3. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
9. Ben Thomsen (CAN) HEAD
10. Didier Cuche (SUI) HEAD
15= Johan Clarey (FRA) HEAD
18. Guillermo Fayed (FRA) HEAD
25. Hans Olsson (SWE) HEAD
5. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
6. Matthias Mayer (AUT) HEAD
15. Johan Clarey (FRA) HEAD
20. Hans Olsson (SWE) HEAD
23. Werner Heel (ITA) HEAD
29= Gauthier de Tessieres (FRA) HEAD