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フェニンガー、ガルミッシュで2位

フェニンガー、ガルミッシュで2位にアップ ワールドカップ・スーパーGのディフェンディング・チャンピオン、リンゼイ・ボンがフィニッシュできないシーンなど珍しい一日となったが、それによりアナ・フェニンガーがガルミッシュでのワールドカップ・スーパーGで2位に入りHEADワールドカップ・レベルズの名誉を守った。ひどく冷え込んだコンディションの上、テクニックを要する難しいコースだったが、フェニンガーはジュリア・マンキューソに次ぐ2位に、そしてTina Weiratherが3位に入った。

フェニンガーはマンキューソの2つ後にスタートし、彼女がセットしたタイムを追った。最初の6選手うち4選手がコースの下部のIcehangセクションに苦労していた。そのニュースはすぐにスタート地点へと届き、慎重に行くよう指示が出された。フェニンガーは最初のジャンプで少し真直ぐ行き過ぎてしまったが、すぐにラインを修正したため少し時間を使ってしまったが、そうしなければゲートにぶつかってしまっていただろうと認めた。『トップ部の滑りはあまりよくなかった。だからそこから先はハードワークしなければならなかった。』 と彼女は語った。

今回の表彰台はフェニンガーにとってシーズン5度目のスーパーGのレースで4度目の表彰台となった。そして彼女は 『ダウンヒルより今はスーパーGの方が感触がいい。』 と言った。このレースで80ポイントを稼ぎ、ワールドカップ・スーパーGの種目でボンを僅か20ポイント差で追っている。

リンゼイ・ボンはオーストリア人の後すぐのスタートだったが、スタート地点で暫く待たされた。ボンがマンキューソよりも速いタイムで第1スプリットを駆け抜けると、Icehangとして知られている急で暗い斜面と格闘した。そして直ぐにスキーの方向を修正しなければならなかった時、次のゲートへ間違った角度で入ってしまった。これによりワールドカップ・スーパーGでの勝利数で明らかなリードを彼女に与えるレースとはならなかった。

マリア・ホッフル・リーシュは3位に10分の1秒差の4位。世界チャンピオンのリッツ・ゲルグルはライン取りの誤りを悔いて、7位。

Result:
1. Julia Mancuso (USA)
2. Anna Fenninger (AUT) HEAD
3. Tina Weirather (LIE)
4. Maria Hoefl-Riesch (GER) HEAD
7. Lizzi Goergl (AUT) HEAD
14. Anja Paerson (SWE) HEAD
30. Alexandra Coletti (MON) HEAD