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アスペンでゲルグル2位

リッツ・ゲルグルはワールドカップGSの1本目を支配し、ほぼ10分の6秒のリードを保った。しかし、2本目で2位に落ちたのを見届けると、2本目に向けて十分にリラックスできていなかったことと3分の1秒で勝利を掴む素晴しい滑りをしたビクトリア・レベンスブルグを超えるような滑りができなかったと自ら認めた。

ゲルグルはまだGS3勝目をあげられなかったことを最初は悩んだが、自身の滑り、他の選手のパフォーマンスを分析し、レベンスブルグの後、ジュリア・マンキューソの前という2位を喜んだ。

ゲルグルはいくつかの旗門でベストなラインを捕えられなかったと感じると、勝利への執着が薄らいでしまった。苦笑はそんなところからだった。彼女はレイク・ルイーズへと旅立つ前に1本目からの大きなリードは精神的にあまり良い影響を与えないだろうと言うことを認識していた。

22歳のアニャ・フェニンガーも素晴しいパフォーマンスを披露するなどHEADレベルズらにとって内容のある一日となった。2本目を滑り終えると、フェニンガーは合計タイムでトップに立った。コース下に現れた影も問題なくクリアし、フェニンガーは自分のタイムがどれだけ良いのか見届けるだけだった。実は1本目の後腹痛に悩まされていたためスタートさえ危ぶまれていた。フェニンガーは総合で4位。ゾルデンで6位に入った後、フェニンガーはこれを改善し、『スキーが良く滑ってくれたのでアタックすることができた』 と話した。

ゾルデンの勝者であるリンゼイ・ボンにとっては連勝とはいかなかった。彼女の1本目の滑りは彼女のいつもの高い基準ではなかった。2本目に関しては 『いい感じだった。アグレッシブに行けたし、自分らしいと感じたけど、フラットな斜面がダメだった。ミスを連発してしまったが何とか持ち直そうとできるだけのことはした。改善はできたけど十分ではなかった。1本目で遅れが大きかった。』 と話した。

GSが2レース終わり、ゲルグル、ボン、そしてフェニンガーがそれぞれ種目別で2位、3位、4位に位置している。アスペンでの次のレースはスラロームとなる。

アスペンの結果

1. Viktoria Rebensburg (GER)
2. Lizzi Goergl (AUT) HEAD
3. Julia Mancuso (USA)
4. Anna Fenninger (AUT) HEAD
12. Lindsey Vonn (USA) HEAD
22. Anne-Sophie Barthet (FRA) HEAD
23. Giulia Gianesini (ITA) HEAD