スビンダル、ビーバークリークで依然絶好調を維持。スーパーGで2位
アクセル・ルンド・スビンダルは、ビーバークリークのスーパーGで2位となり、今季のワールドカップにおけるHEADワールドカップレベルズの快進撃は止まらない。スビンダルは最初の30人が滑り終わった段階でリードしていた。今季の男子ワールドカップではこれまですべてのレースでHEAD選手が優勝しており、スビンダルによってこの記録がさらに続くかと思われた。彼は滑りそのものには必ずしも満足していなかったが、結果には満足だと語った。
スビンダルはVilettaが滑り降りてくるのをBeat Feuz(スビンダルの次の順位)とともに見ていたが、Vilettaが最初の区間を1秒も速く通過したのを見て、Feuzを振り返ってこう言った。『俺達やばいかも知れない』スビンダルは先週末、レイク・ルイーズで行われた今季スーパーG第1戦で優勝している。このレースで早くも2勝目を手にするかと思われたが、最終的にはVilettaが10分の2秒彼を上回った。
雪が降りしきる中で行なわれたレース。スビンダルは自分の滑りが完璧ではなかったと認めた。致命的ではないが小さなミスをいくつかしてしまったのだ。『Vilettaはスタートからゴールまでつねにスピードに乗っていた。その反対に、私はいくつかの小さなミスでタイムを失った。Vilettaは本当にうまく滑ったと思う』とスビンダルは語った。
ダウンヒルでの優勝の後、この日もすべてを賭けた勝負に出たボディだが、彼本来のスタイルからは程遠い滑りだった。片方のスキーを空中高く跳ね上げられ、内スキー一本でターンするというミスを犯し、すばやくリカバリーしたものの、Vilettaを阻むことはできなかった。
スビンダルが表彰台に上り、チェティル・ヤンスルードとディディエ・キュシュがそれぞれ6,9位。トップ10のなかに3人のHEADレベルズが入賞した。
Results:
1. Sandro Viletta (SUI)
2. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
3. Beat Feuz (SUI)
6. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
9. Didier Cuche (SUI) HEAD
15. Stephan Keppler (GER) HEAD
21. Bode Miller (USA) HEAD