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リゲティはビーバークリークGSで2位に

リゲティはビーバークリークGSで2位に

今季の男子GS第2戦。1本目を滑り終えて、リゲティはいつものようにトップに立っていたが、2本目はマルセル・ヒルシャーの猛追を受けて2位に甘んじた。優勝のヒルシャー、そして3位のFritz Dopferはリゲティと表彰台を分け合うことができて、本当に嬉しそうだった。ヒルシャーは、親指を立てながらその喜びをこう語った。『GSではリゲティは無敵の存在だ。その彼を破ることができたのだから、私にとっては大きな成功だ。たぶん、彼は木曜日のGS(バルディゼールから変更になったレース)では、ふたたび表彰台に戻ってくることだろう』
一晩中雪が降り続いたビーバークリーク。アグレッシブな雪面に多くの選手たちが手こずったようだ。彼自身は『コンディションは何も変わらなかった』というが、リゲティにとってもそれは例外ではなかった。USチームのヘッドコーチ、Sasha Rearickは『雪面はこれまでよりもアグレッシブだった。1本目も2本目もリゲティは素晴らしい滑りをした。しかし、小さなミスがいくつかあり、それがオーストリア人に優勝をさらわれた原因だった』と分析する。
リゲティは素晴らしいレーサーであり、彼が犯した小さなミスによって、彼にとっての10度目のワールドカップ優勝が逃げていってしまったことを理解している。『1本目は、雪の状態に合わせることに集中した。雪はとても食いつきの良いアグレッシブな状態だった。多分、多くの選手が戸惑っただろう』と彼はいう。『私はどこでタイムを失ったかはっきりと分かる。コースの後半で雪面に叩かれてしまったのだ。2位という順位はもちろん悪くはない。でも私自身は優勝以外を望んではいなかった』

2位に入ったリゲティの他に、チェーティル・ヤンスルードが2本目にふたつ順位を上げて4位に入賞した。またスビンダルはこの日も大量得点を稼ぎ、この週末でワールドカップ総合ランキングの首位に立った。HEADワールドカップレベルズでは、ディディエ・キュシュが総合2位につけ、さらにボディ・ミラーとテッド・リゲティが同じく4位、5位で追っている。
バルディゼールでの代替レースは木曜日に予定されている。
Results
1. Marcel Hirscher (AUT)
2. Ted Ligety (USA) HEAD
3. Fritz Dopfer (GER)
4. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD
9. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
12. Didier Cuche (SUI) HEAD
20. Truls Over Karlsen (NOR) HEAD